北条高時.com

うつつなき太守(なりきりです)による歴ヲタの備忘録

「おんな城主直虎」、あの神回の衝撃からようやく落ち着いてきたので、感想を書いてみた

みなは大河ドラマ「おんな城主直虎」はみておるか? あの小野但馬守政次が次郎様に槍で処刑された「神回」の衝撃から、ようやく正気を取り戻したので、今日はこれまでの感想などを書いておこうと思う。

本能寺の変、足利義昭黒幕説が再び注目されているようじゃが……

先日、毎日新聞の「明智光秀、密書の原本発見。本能寺の変直後、反信長派へ」という報道が話題になっておった。NHKも「本能寺の変は室町幕府再興が目的か。光秀の書状を確認」と報じ、さらに拍車をかけた。じゃが、みなのもの、ちょっと落ち着け、落ち着くの…

小谷城趾で「浅井長政はなぜ、織田信長を裏切ったのか」その理由を考えてみた

本日9月2日は近江の戦国武将・浅井長政の命日。ということで、昨年末にいってきた小谷城の写真を引っ張り出しつつ、長政へのレクイエムのつもりで書いておこうと思う。(´-`).。oO(よくみると「クマ出没注意」の看板がある……

縄文人、あなどれない……三内丸山遺跡に行ってきたぞ

みちのくひとり旅の備忘録、三内丸山遺跡のことを書くのをわすれておった。縄文時代のイメージを大きく変える発見といわれておる。わしの縄文時に関する知識は小学校レベル以下で、縄文式土器と大森貝塚くらいしかよく覚えておらんのじゃが、それでも縄文人…

最北の古代城柵・秋田城跡に行ってきたぞ

みちのくひとり旅、つづいての備忘録は秋田城について。秋田駅からバスで30分ほど。秋田城は、奈良時代から平安次代にかけて出羽国秋田にあった最北の古代城柵じゃ。わしらが鎌倉から来たというと、資料館の人がそれはそれは丁寧にいろいろと説明をしてくれ…

秋田は裏切り者じゃない! 錦旗を護りし戊辰の栄。久保田城跡に行ってきたぞ

みちのくひとり旅の備忘録は、弘前から五能線にのってどこどこと秋田へ。佐竹氏の居城・久保田城跡にいってきた。現在は千秋公園として整備され、市民の憩いの場になっておる。桜の名所としても有名じゃが、わしが訪れたときには、残念なからすでに散ってし…

南部と津軽が仲が悪い歴史的な理由を、部外者があらためて整理してみた

みちのくひとり旅、弘前城訪問記の続き。ぷらぷらと歩いていたら、おばちゃんガイドが話しかけてきた。すっかり葉桜状態で残念がるわしに、「あど一週間早ぐ来れば……」と津軽弁で気さくに話しかけてくれたおばちゃん。ひとしきり話していたら、次第に話題は…

津軽為信は英雄か、梟雄か~それを確かめに弘前まで行ってきた件

みちのくひとり旅、浪岡城跡を訪問した翌日は弘前城へ。ご存じ、津軽氏4万7千石の居城じゃ。ちょうど「弘前さくらまつり」の期間中だったんじゃが、今年は桜の開花が例年より早かったそうで、わしが訪れたときにはすっかり葉桜になってしまっておった。と…

浪岡城跡〜北畠顕家の末裔・浪岡北畠氏が治めた北の御所

みちのくひとり旅、九戸城跡につづいて、今回は浪岡城跡の訪問記。以前から「信長の野望」に出てくる浪岡御所というのが、気になっておってな。

九戸城跡〜高橋克彦さんの『天を衝く』の舞台に行ってきたので感想と備忘録を少々

少し間があいてしまったが、九戸政実についての続きじゃ。今回は、九戸城跡訪問のときの雑感と、九戸政実の乱に関する備忘録ということで、書きとめておきたい。

九戸政実はなぜ、秀吉に喧嘩を売ったのか

このGWに東北旅行に行ってきたのじゃが、その折、九戸城跡に立ち寄ってきた。高橋克彦さんの『天を衝く』、安倍龍太郎さんの『冬を待つ城』に感化され、一度は訪れたいと思っていたんじゃが、ようやく念願がかなったというわけ。

この度、贈与税が非課税となった「三種の神器」について

天皇陛下の退位を認める皇室典範特例法が成立した。終身在位を定めた明治以降で初めて、光格天皇以来約200年ぶりの退位が実現する。いうまでもなく天皇陛下の「お気持ち」表明を受けてのことじゃ。