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うつつなき太守(なりきりです)による歴ヲタの備忘録

湘南vs山形 冷や冷やの開幕勝利

あいにくの雨の開幕戦。固さもあったんだろうけど、やっぱりカンタンではないね。
正直、いつ同点にされるか冷や冷やもんじゃった。

2014 J2 第1節 @ Shonan BMWスタジアム平塚
湘南ベルマーレ 1-0 モンテディオ山形

立ち上がりはよかったと思う。梶川の「これしかない!」といわんばかりのFKに、ウェリントンがあわせて先制ゴール。開幕戦でエースストライカーにゴールが生まれるというのは最高のスタート。
ウェリントンは、この試合、MOMにふさわしいハードワークをみせてくれたけど、去年からあんなにガンガン走って戦う選手だったっけ? 
ぼくの目は節穴でした、反省します。バズーカー、見直したぞ。

 

それはそれとして、前半終了間際に梶川がイエロー2枚で退場するともういけない。後半は完全に山形ペースで、湘南スタイルはどこへやら。
勝ってナンボの大人のサッカー、というような監督談話もあったから、「ああ、そういうもんなのか」と思ったし、事実、下馬評の高い山形相手に開幕戦GET3という結果にはもちろん文句なんかないんだけど、でも後半、相手も退場者が出て同数になってからも、引きこもりを余儀なくされたのはどうなんだろう。
もっとも、雨風の影響もあっただろうし、リードされているほうがしゃにむに前がかりになってくる中を、しっかり無失点で勝利できたわけだから、よしとすべきか。

 
新戦力の丸山、秋元、そして三竿、菊地俊介のルーキーふたりは、まずまずのデビュー戦となった。
菊池大介は前に大きなスペースがあるウィングバックのポジションは、推進力を発揮できるし、悪くない。ほんとうはもっともっとゴールに近い位置で決定的な仕事をしてほしい感じはするけど。でもポジション云々はともかく、大介がボールをもつと、なんだかんだいっても盛り上がる。期待値がでかいだけに、ゴールを決めてほしかったけど、今後の活躍に期待したい。

ともあれ、白星スタートというのは気分がよい。昨年8月以来の勝利のダンス、ということだし、素直に喜んでおくとしましょう。