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うつつなき太守(なりきりです)による歴ヲタの備忘録

大石内蔵助良雄「酒飲みの五箇条」

12月14日といえば、やはり「忠臣蔵」。元禄15年のこの日深夜(1703年1月30日)のこと。大石内蔵助良雄以下赤穂浪士四十七士は本所・吉良邸へ。そして吉良上野介義央を斬り、旧主・浅野内匠頭長矩の仇を討ち、本懐を遂げる。
やはり、この時期恒例というか季節の風物詩。でも、もし赤穂浪士討ち入りが夏だったら……汗をかきかきで、ちょっと暑苦しいかもしれんな。

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ともかくドラマがはじまると、「殿中でござる!」の松の廊下と討ち入りシーンだけはみてしまうんじゃ。そのあとは、わかりきったストーリーだけに途中はかったるい感じは否めない。でも、クライマックスへの盛り上がりのためには、やはり割愛はしないほうがいい。そう、日本人なら、酒でも呑みながらね、じっくりと。

ちなみに、大石内蔵助には、有名な「酒飲みの五箇条」がある。

一.喧嘩、口論固く無用
一.盃、下に置くべからず
一.したむべからず(こぼすな)
一.抑えること無用、もっとも相手によるべし
一.助申すまじくこと。ただし女には苦しからず(安請け合いするな、ただし女の場合は除く)

忘年会、新年会シーズンを前に、自戒を込めて記しておくがよいぞ、みなのもの。