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うつつなき太守(なりきりです)による歴ヲタの備忘録

湘南vs名古屋…得点差以上に圧倒し、セカンドステージ好発進じゃ!

本日よりJリーグセカンドステージが開幕。じつは個人的な健康問題があり、参戦するのは約1カ月ぶり、5月24日の清水戦以来なんじゃ。ふつうにサッカーを観に行ける週末というのは、やっぱりいいもんだのう。

久しぶりに訪れたスタジアムに貼ってあったポスターには「喜怒哀楽を刺激する週末へようこそ」とあった。べつに「怒」と「哀」は求めてはいないし。「喜」と「楽」だけでよいぞ。

で、試合のほうは名古屋グランパスに快勝。セカンドステージは幸先よく白星発進じゃ。

 

 

2015  J1 2ndステージ 第1節 @ BMWスタジアム
湘南ベルマーレ 2−1 名古屋グランパス

慢心しているわけではなくて、前回対戦のとき、ミスをつかれて負けはしたものの、得点差ほどの実力差は感じてなかったし、「やればできるだろう」とは思っていた。そして、選手たちは見事にその期待に応えてくれたということじゃ。

大槻、高山ともフォワードらしい、気持ちの入ったヘディングでのゴールじゃった。やはり、フォワードは点をとってナンボ。ブルーノセザルがクラブを去り、あのモヒカン男の加入もなく、これといった補強もない以上、ふたりには点取り屋として頑張ってもらうしかない。

そして、ここに大竹を組み合わせた3トップが、現状ではベストなんじゃろう。じっさい、大竹はキレのよい動きをみせてくれたしね。ボールを失わないし、前を向いてボールを持てばドリブルもパスも仕掛けられる。もともと湘南では数少ない、テクニックあふれる得難い選手なわけじゃが、怪我で長期間戦列を離れたためか、どこかフィットしてない感じが否めなかった。

じゃが、ここ数試合で「湘南の洋平」として再覚醒してきた。あとは自身のゴール待ち。今日も惜しいシュートはあったし、次節は決めてもらおうぞ。

今日はもう、湘南は得点差以上に名古屋を圧倒していたと思う。天敵の川又にゴールを決められ、1点差になってからのパワープレイは多少冷や冷やしたものの、どっちが面白いサッカーをしていたかといえば一目瞭然。視察に訪れたハリルホジッチ監督も、そう感じたと思いたい。
ハリルホジッチさん、航のほかにも湘南はいい選手いますからね。今後も要チェックじゃよ〜。

 

 

ちなみに湘南の名古屋戦の勝利は、なんと1999年以来16年ぶりらしい。1999年シーズン、当時のベルマーレ平塚は、セカンドステージ開幕戦の名古屋にホームで勝利したものの、その後1勝もできないままシーズンを終了し、10年もの長きにわたってJ1の舞台へ戻ってくることはできなかった。

じゃから、今日の名古屋戦の勝利は、オールドサポには、感慨ひとしおといったところかも。

いずれにせよ、もう、あんな黒歴史はかんべん。「湘南の暴れん坊」はJ1で復活するそのためにも、ファーストステージでやられた強豪たちに、きっちりと借りを返していこう。

そんな手ごたえを感じたセカンドステージ開幕戦の勝利。

「たのしめてるか。」
「たのしめてるよ。」