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うつつなき太守(なりきりです)による歴ヲタの備忘録

来月から広報のお仕事をすることに……

「今度、広報部をつくることになったから、君、やってよ」……役員に呼ばれてそういわれたのが3カ月前。ということで来月から、広報部で働くことになった。

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広報ってなに?

じゃが、「広報」って、具体的にどんな仕事なんじゃ? これまで、上場企業の広報の方とお会いする機会は何度かあったが、女性(それも美人!)が多かった印象がある。いわゆるキラキラ広報というやつね。

あと、不祥事が起きたときに、経営陣といっしょに頭を下げたり、メディアにいろいろと釈明したりするおじさんたちのイメージも。

「金があるのは宣伝部、金がないのは広報部」なんてこともよく聞くしね。

ちなみにウィキ先生によると……

広報(こうほう)とは、企業だけでなく行政や各種団体の活動内容や商品などの情報発信を行う業務、またはその担当者や部署。広告と混同されることがあるが、広告が新聞や雑誌、テレビなどの広告枠を買って商品や企業の宣伝を行うことであるのに対し、広報とは情報を受発信することで、新聞や雑誌などの媒体に記事として取り上げてもらったり、従業員や株主、消費者などのステークホルダーに活動内容などを理解してもらうことを含む。

「広報」って、お金をかけずにメディアに記事を書いてもらってPRしようということなのか? なんか、虫のいい話じゃのう。でも、大手上場企業ならともかく、メディアにとりあげてもらえるようなすごネタなんて、ふつうの会社はそうそうないじゃろう。

とりあえず、企業サイトとかブログとか、TwitterとかFacebookとか、そういうのをやっていけばよいのじゃろうか。

 

広告はbuy me、広報はlove me

で、準備のために広報の役割とか心構えとか、この1、2カ月本を読んだり、考えたりしてきたけれど、この言葉は「なるほど!」と納得させられた。

広告はbuy me、広報はlove me

うん、実感としてわかる。 広告も広報もコミュニケーションという点では同じだけれど、心構えというか、メッセージの出し方は、やはりちがう。

お金を払えばメディアに掲載される広告と、お金をかけても相手がその気にならないととりあげてもらえない広報。そう、「愛」がお金で買えないのと同じじゃな。だから、広報には美人さんが多いということも大きくうなずける。

ただ、そうなると、ますます難易度が高いような気もしてきましたよ。愛されるには「愛される理由」がいるからね。当方、いわゆるキラキラ広報ではないし。

でも、「広告はbuy me、広報はlove me」、この言葉でもろもろすっきりしました。天の声が聞こえてきた感じかな。

ということで、来月から新しい仕事。どうなることやら……まあ、ぼちぼちやりますわ。