鎌倉ではたらく太守のブログ

愛犬家で歴オタ、うつつなき者の備忘録。湘南ベルマーレを応援中。

FC東京vs湘南 因縁の味の素スタジアムで祝!3度目の挑戦でつかんだJ1残留

2年前にここで味わった降格の悔しさも、昨年、ここで分かちあったJ2優勝の歓喜も、すべてはこの日を迎えるためのもの。3度目の挑戦でつかんだJ1残留、そして定着へ。きょう、ここで確かに見届けたぞ!
 
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2015 J1 2ndステージ 第14節 @味の素スタジアム
FC東京 2−1 湘南ベルマーレ 

 

湘南サポーターなら、さまざまな思いが交錯する味の素スタジアム。2年前、ハン・グギョンが流した涙を、ワシらはけっして忘れなはしない。「必ず強くなって帰ってくる」と誓ったあの日の思いを背負ってピッチで躍動する選手たち。サポーターの声が彼らの背中を押す。

試合開始早々、A・バイアが負傷退場するアクシデント。交代で島村毅がピッチに立つ。2010年、あの屈辱のシーズンを知るこの男、過去3回の昇格の舞台につねに立っていたこの男。島村毅の投入は不安を勇気にかえるのに十分じゃったと思う。「ここで島村だ」「神様はいるんだ」と、ワシ、ほんとうにそう思ったぞ。この試合、1失点はしたけれど、選手会長で「湘南乃虎」の島村毅は、日本代表で「湘南乃誇」でもある遠藤航と、「攻勢防壁(ファイアーウォール)」こと守護神・秋元陽太ともに、湘南ゴールを体を張って守り続ける。湘南DF陣、この1年で頼もしくなったもんじゃな。

この試合、ゴールを決めたのが古林将太菊池大介というユース組のふたりであったことも感慨深い。市民クラブの湘南にとって「育成」は存続発展のキーワード。この2ゴールはクラブが掲げてきた理念が結実した瞬間だったといえるじゃろう。目の前に大介が飛び込んできて、ゴールをぶち込んだ瞬間なんて、ワシ、もう半泣きじゃったぞ。

そして、なんといっても永木亮太のあの闘志と存在感。踏まれても踏まれても立ち上がり、転んでも転んでも前を向くキャプテン。2010年に湘南のピッチに立ってからともに戦い続けた永木は、まさに「湘南乃証」じゃよ。きょうの目の覚めるようなFKは、練習と努力の積み重ねに違いない。このクラブに残ってくれて、永木にはほんとうに感謝しておる。

この日の湘南、選手にもスタンドにも「思い」があふれていたね。

 
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アディショナルタイム4分間、圧倒的なホーム・FC東京サポの声援に抗うように、ベルマーレコールを響かせる。そして試合終了のホイッスル、感動のアンセムから歓喜あふれる勝利のダンスへ。

3度目の正直でようやくつかんだJ1残留。もちろん残留すればそれでよいわけではないんじゃが、自分たちのスタイルを磨き上げてつかんだ5年越しの目標達成には不覚にもウルウルと涙腺が……

サポーターのキジェコールに控えめに両手をあげてこたえる曺監督。帰宅後、曺監督のスカパーでのインタビューをみたけれど、涙をこらえるのに懸命で、曺監督の誠実な人柄というか、人間性が感じられるのう。曹貴裁という指導者がいなければ、いまの湘南ベルマーレはなかった、これはもう間違いないね。

もっとも曹監督については、「来季の契約は白紙」という、ちょっと心配な報道も流れてきた。じゃが、シーズンはまだ途中だし、オフィシャルの発表ではないから、そのことはいまは気にしないでおくしね。 

試合前、どんよりとしていた空が秋晴れの青空に。じつに清々しい気分じゃな。とはいえ、今シーズンの戦いはまだ続く。「証明 show the style」、つぎなる目標に向かって、来週はホーム最終戦、相手は鹿島。必ず勝って試合後のセレモニーを盛り上げようぞ。 

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追記〜

この日、清水エスパルスのJ2降格が決まった。清水といえば、2010年、日本平で湘南が屈辱的な大敗を喫した相手。J1との実力差を思い知らされた相手じゃが、その試合後、エスパルスサポーターから送られたベルマーレコールは忘れられない。あれは素直にうれしかったし、Jリーグっていいなあ、と思った瞬間じゃった。清水には早く、J1の舞台に帰ってきてほしい。まちがっても湘南のように10年もかけてはいかんぞ。