いま、録画で結果を確認したんじゃが、うーん……うーん……ここまでやれても勝てないのか。「らしさ」は存分に出せていたし、あれだけチャンスつくったのに負けた。これで無念の6連敗。J1は厳しいのう……
2016 J2 2ndステージ 第7節@Shonan BMWスタジアム平塚
湘南ベルマーレ 1−2 サンフレッチェ広島
端戸仁のゴラッソで先制したものの、ピーター・ウタカのゴリゴリのシュートで同点。後半、左サイドから侵入のそぶりをみせる柏好文に寄せたところ、ぽっかりあいたスペースから丸谷拓也にズドンと決められ逆転を許す。
湘南は何度も攻め込み、決定的な場面をつくってはいた。それでもゴールを決められない。ジネイのループ気味のシュートはバックスピンがかかっていてゴールを割れなかったり、菊池大介のクロスが相手DFにあたりゴールへ吸い込まれるかと思ったらポストにあたったり、大槻周平のヘディングがバーに嫌われたり。勝利の女神にとことん見放されてしまったようじゃな。
「勝てた試合」とまでは言わないが、ほんの少しの幸運があれば、勝点1くらいはとれたんじゃないかとも思う。じゃが、そんな甘いことが通用しないのが広島であり、J1ということなんじゃろう。それにしても、この敗戦はきついのう……これで6連敗、チョウさんの胸中も察するにあまりある。
この試合では、ジネイがスタメンでてっぺんに入ったことでボールが前線でおさまり、湘南らしい攻めが随所にみられるようになったと思う。両WBの縦に抜ける攻めもみせてもらったし、下田北斗も神谷優太も積極的でよかった(神谷のあのドリブルはびっこらこいたぞ)。ピッチに立った選手たちは、みんな自分のタスクをきっちりこなしていたし、いい動きをしていた(ように見えた)。
じゃが、負けてしまった。ここまでやれても勝てないのか。これが、シーズン後半の切羽詰まった状況でなければ、「内容はよかった」「見応えはあった」「次につながる」でよいんじゃろうが、残留争いの渦中でもがいている今、この結果はかなり辛い。
やはり、最後のさいごのフィニッシュへの精度とアイデアが にんともかんともどうにもならんね。録画をみながら何度悶絶したことか。もちろん素人がテレビで俯瞰してグダグダいうほど、ピッチレベルで実際にやるのは簡単じゃないのはわかっておる。それができるのなら、こんな位置にいたりはしないしな。じゃが、残留するためには、成長するためには、四の五のいわずやるしかない。今シーズンの合言葉は「挑越」だったではないか。
ということで、つぎはアウエイで鹿島戦。幸い、ジネイの加入で遅まきながらてっぺん問題は解決しそうだし、光明も少しみえてきたように思う。幸運の女神は前髪しかないと聞く。ここで必ずつかむんじゃ。
ピッチ、スタンドがひとつになって勝利しよう。
湘南の力を見せてここから必ず這い上がろう。
わし、次節も公務で参戦できんが、鎌倉で勝利の吉報を待っておるからな。