北条高時と聞けば、田楽と闘犬を思い出す人も多いじゃろう。「太平記」はわしが田楽と闘犬に耽溺して政務を怠った暗愚な人物と描いておる。もちろん、わしがそれらを愛したことは確かではある。金沢貞顕の書状にも「田楽の外、他事無く候」と記されておるし…
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