最終戦、負けっぱなしでシーズンを終わるわけにはいかない。そんな気持ちで臨んだゲームだったけれど……
2013 J1第34節 @Shonan BMWスタジアム平塚
湘南ベルマーレ 0-1 大宮アルディージャ
けっきょく6連敗で今年はおしまい。ふりかえれば9月以降はすべて1点差ゲーム。
でも、その1点差に、J1クラブとの大きな差があるんだろう。
今日のゲームも前回に比べてとか、プレシーズンに比べて、我々が相手より出来ることが多くなった印象が、手前味噌ですがありますし、ただ、勝ち切るためには、やっぱりまだまだ一歩も二歩も壁を乗り越えていかなければいけないなということが、すごく分かった試合でした。ただ、選手たちは、先ほど最終戦の挨拶のところでも話しましたけども、今年のシーズンインから、去年からもそうですけれども、新しく来た選手も含めて、しっかり自分たちの目標に向かって頑張ってくれたと思っています。その結果、やれることは確実に開幕から増えましたけども、34試合のタームの中で結果を出せなかったと。ただ、これを次のサッカー人生に繋げてもらいたいし、自分たちがやってきたことが、合ってるか間違ってるか、今の時点では、ちょっと残念な結果に終わりましたけれども、3年後5年後10年後にこの経験が彼らの人生を豊かにする、そういうことに繋がってくれれば、監督としてすごく嬉しいです(曺監督)
降格という結果に終わったけれど、3年前の降格とは明らかに違う。
けれんみのない、若く溌剌とした、チャレンジングなサッカー。
湘南ベルマーレはこういうサッカーをするんだ!という意思が明確に伝わってきたシーズンだったと思う。
そう、いってみれば「湘南スタイル」の成長過程における降格。
また来年、J2から出直しです。
とはいえ、試合後のセレモニー。
このメンバーのうち、何人が来年、このピッチに残ってくれるのか……年末気分がどっと出てきたよ。