北条高時blog 闘犬乱舞。

うつつなき太守による歴ヲタの備忘録です

湘南vs.浦和…ホーム最終戦は梅崎司の恩返し弾で勝利も、島村毅引退でしんみり…

梅崎司の恩返し弾で浦和に歓喜の勝利。じゃが、湘南乃虎・島村毅の引退発表もあり、最後はしんみりとスタジアムを後にしたホーム最終戦じゃったよ。

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2018 J1 第33節 @Shonan BMWスタジアム平塚
湘南ベルマーレ 2−1 浦和レッズ

試合は序盤から浦和にボールをもたれ、主導権を握られる展開となる。じゃが、ここは我慢のしどころ。集中して守り、チャンスを伺う。これもまた湘南の真骨頂。

そして前半20分、中央で山﨑凌吾がヘディングですらし、梅崎司がドリブルで持ち込んで、持ち込んで、持ち込んで、右足のトゥーキック! 梅崎の古巣への恩返し弾で湘南が先制する。浦和サポの沈黙と湘南サポの歓声。じつにドラマチックな展開じゃ。

さらに後半11分、浦和が自陣でリスタートしたボールが主審にあたると、おあつらえむきのボールが石川俊輝の前へ。石川は逆サイドへ山なりのクロスを送ると、みぎサイドで受けた菊地俊介が冷静にファーサイドへ流し込んで、待望の追加点をGETする。神様はここへきて、湘南に味方したか。

残り15分、警戒していた興梠慎三にゴールを割られたときは、さすがに嫌な感じになる。じゃが、浦和の終盤の猛攻に粘り強く対処、しっかりクローズして5試合ぶりの白星で飾った。泥臭くてもギリギリのところで勝点を積み重ねる。これもまた湘南スタイルということで。

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MOMはもちろん梅崎司。試合前、BMWスタジアムの半分をジャックした浦和サポからの大ブーイングは梅崎に力を与えたことじゃろう。リスペクトっていうやつ? このスタジアムでは、あんなに大きなブーイングはそうそうないからね。大観衆の前で「湘南の梅崎」をしっかりとみせつけてくれた梅崎は、さすがに役者である。

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試合後のセレモニーでは島村毅の引退発表も。これで2009年昇格を知る戦士がいなくなってしまった。

1年目にFWからDFにコンバートしましたが出場0試合、2年目に昇格、3年目に降格、4年目に移籍し最終節で昇格を逃し、5年目に昇格、6年目に降格、7年目に史上最速昇格、8年目に初残留、9年目に降格、10年目に昇格、11年目にルヴァン杯優勝。こんな激動のサッカー人生を送ったJリーガーが他にいたでしょうか。

10年間もプレーさせてもらい、ミスターベルマーレの背中を追い続けましたがやはり辿りつけませんでした。でも、湘南の隠し味、ラッキーチャーム的な存在にはなれたかなと自負しています。

記録よりも記憶に残る選手。この10年を振り返るとき、大事な試合のピッチには必ずシマムの姿があった。2014年、西京極のタイガーショットは昨日のことのようじゃ。どうにもこうにも手詰まりのとき、最終兵器はシマムめがけてのパワープレイじゃったが、もうそれもみられないんじゃない。ともかくもシマム、お疲れ様&ありがとう。

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と、感傷に浸っている場合ではない。湘南も勝ったが、ライバルである名古屋と鳥栖もきっちり勝利し、残留争いは最終節まで持ち越しとあいなった。まあ、開幕のとき、最終節がアウエイ名古屋という日程表みたときから、なんか嫌な感じはしていたんじゃがな。

じゃが、こちとらルヴァン杯王者だぞ。浦和にWだし、ACL優勝の鹿島にも1勝1敗、J1王者の川崎にだって負けてないんじゃよ(勝ってもいないが)。いくら残留争いで魔物が暴れているとはいえ、降格するようなクラブではない。

史上稀にみる混戦だけど勝てば残留と、われわれにとってはシンプル。次節、湘南PRIDEを瑞穂でみせつけてやろう。

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