闘犬乱舞。北条高時ブログじゃ

うつつなき太守による歴ヲタの備忘録

名古屋vs.湘南 瑞穂の空に歓喜の雄叫び。両クラブそろって残留決定!

湘南ベルマーレ、J1残留決定。最後はバタバタしたが、とにもかくにもこれで目標達成。しかも磐田が下手こいて、名古屋の逆転残留が決まるというおまけ付き。お互いの健闘を讃えあい、ともに喜びあうという、なかなかに素敵な光景、経験じゃったぞ。

ベルマーレ勝利のダンス

歓喜の瑞穂、引き分けだけど勝利のダンス!

2018 J1 第34節 @パロマ瑞穂スタジアム
名古屋グランパス 2−2 湘南ベルマーレ

史上稀にみる未曾ゆうの大混戦となった今年のJ1残留争い。それにしても「日程くん」はすごい仕事をするのう。

引き分けでも残留できる湘南と自力残留には勝つしかない名古屋。先制したのは湘南だ。前半19分、高い位置でボールを奪うと梅崎司が左サイドの金子大毅にパス、折り返したところを菊地俊介がしっかりと叩き込んだ。それにしても、こういう大事な試合では、ほんとうに頼りになる男だ。湘南のシャドーの定位置争いは厳しいものがあるが、こういうシーンを見せられると、キクシュンは外せない。

さらに37分、湘南は自陣でボールを持った山根視来が変態ドリブルを発動する。のらりくらりと相手をかわすと、湘南サポからはどよめきも! 山根は中にボールを預けると、そのまま右サイドをどんどん駆け上がる。そして相手ペナルティエアリアへ侵入したところへ、梅崎からのドンピシャのスルーパス。「1対1だ!」と思った瞬間、ランゲラックに倒されてPKをGETする。これを梅崎が落ち着いて決めて、湘南が2点をリードする。

じゃが、好事魔多し。2対0は危険なスコア。後半立ち上がり、梅崎と杉岡大暉が決定的なチャンスを外したことにより、名古屋は息を吹き返してしまう。まず、杉岡がジョーを倒してPKを献上。もっとも帰宅後、DAZNでそのシーンを確認したけど、これは山根にPKを与えた合わせ技か? ちょっと厳しすぎないか? グランパスサポの大観衆も判定に影響したんじゃろう。

この1点で「名古屋の風」が吹いてきた。「まずい…まずいぞ…」と思っていた矢先、またまたPK献上。どうやら坂圭輔のハンドらしい。ここまで坂くんはジョーをきっちり抑えていたんじゃが、うーん、ちょっとついてない。きちんと止めを刺さないからこうなる。湘南は自ら試合を難しくしてしまった。

こうなるとあとはもう、いつもの \ベールマーレ!/ の連呼タイム。鳥栖と磐田の途中経過から、もはや勝つしかない名古屋。試合前は、「ひょっとしたら最後の方はのんびり談合試合になるかも?」なんて思ったけどとんでもなかったw  圧倒的なホームの大声援の中、ピッチの向こう側でずっと試合をしている選手たちに、わしらの叫びは届くんじゃろうか……。

パロマ瑞穂スタジアム

湘南ベルマーレ、J1残留決定

じゃが、この後、湘南の選手にスキはなかった。これは昨年から積み上げてきたものじゃな。相手にシュートを打たせない。打たせても枠にはいかせない。これもまた磨き上げてきた「湘南スタイル」。湘南の選手たちは確かに成長した。これぞALIVE! 降格なんてありえんな。

かくして、名古屋の攻撃を凌ぎきった湘南は見事に残留を果たした。ただ、展開が展開だったこともあり、脱力しすぎてすぐに歓喜爆発とはいかず。そんな雰囲気を察したのか、コルリから「みなさん、残留したんですよ!」に苦笑。「そうじゃそうじゃ!」ということで、選手たちを迎え、喜びを爆発させる。引き分けじゃったが、齊藤GKコーチのリクエストもあって勝利のダンスをすることに。秋元陽太が煽っている! 吠えている! これでようやく残留を実感する

さあ、踊り始めようとしたところで、とつぜん名古屋サポがざわつき始め、随所で歓声が起きている。「えっ? 名古屋も残留?」 どうやらアディショナルタイムに磐田が被弾して、逆転昇格が決まったらしい。「残留決定」のアナウンスが流れると、スタジアムは地鳴りのような大歓声に包まれた。

おおおおお!そうかそうか。ちょっとタイミングずれたけど、名古屋グランパスも残留おめでとう。湘南サポからも拍手が起こる。ともに健闘を讃え合い、ともに喜び合う。こういう経験は初めてじゃが、最高の雰囲気じゃった。こういう光景は、そうそうないじゃろう。チョウさんまで名古屋の選手と一緒にはしゃいでいるではないかw

名古屋グランパス、逆転残留!

名古屋グランパス、逆転残留!

その後、丸山祐市長谷川アーリアジャスールが笑顔でやってきて挨拶する。それにしてもアーリアのチャンとは盛り上がる。ほんとうに楽しい。名古屋も残留してくれなかったら、このチャントはさすがに歌えなかったじゃろうな。

シーズン終了のセレモニーの後、名古屋の選手・スタッフが場内を一周。湘南サポにも全員で挨拶してくれた。お互い、残留できてよかったとあらためて。そういえば2009年、名古屋が平塚で優勝を決めたときも、選手たちは湘南サポに挨拶に来てくれたっけな。あのとき、われわれは降格が決まっており、名古屋との歴然とした差を痛感したが、その差はもう完全に埋まった。まあ、名古屋が弱くなったともいえるが、湘南が強くなったことも間違いない。

一昨年は名古屋とともに降格し、昨年は名古屋とともに昇格、そして今年は名古屋とともに残留。しかし、わしらはいつの間にこんなに仲良しになったんじゃ? これから新しい「ズッ友」としてお付き合いしていくのであれば、残留争いではなく、ぜひとも上位でしのぎを削りたいものじゃ。 

試合後、湘南サポにも挨拶に来てくれたグランパスの選手たち。

試合後、湘南サポにも挨拶に来てくれたグランパスの選手たち。

ということで、2018シーズンは終了。今年はルヴァン杯もとったし、わしとしては大満足のシーズンとなり、幸せな気持ちで瑞穂を後にする。帰りの地下鉄で一緒になった名古屋サポの若者ともしばし談笑。こういうの、実に愉快じゃ。来年も絶対に来よう。そして名古屋メシをまた食べよう。

じゃが、名古屋グランパスのフロントのみなさま、来年こそは豊田スタジアムでの開催をお願いします。

それにしてもジュビロ磐田サポは気の毒というか……「開催権はうちにあるから湘南を中2日の日程にはめた」「名古屋を残留争いに引きずり込む」とか、名波さん、フラグ立てて劇的に回収しちゃったな。口は災いの元ということで、他山の石としたい。